アラサーのつれづれ。

関西在住の会社員。女性だらけの会社で勤務して12年目。現在育休中。日々を綴っていきたいと思います。

お宅拝見

4月に新しい仕事になってからというもの、他人様のお宅に伺うことが多いです。

訪問して行う仕事は事務手続。書類を書いてもらったり、持参したPCの画面を見て説明をしたり…という内容です。

 

私の担当地域は関西でもあまりガラが良いとはいえない地域でもあり、結構びっくりする家もあるんだろうな~と予想はしていましたが、「物が多くて片づけられていない。訪問客を迎える感じではない」家が多いこと。

玄関に靴が所狭しと並んでいて靴の置き場に困る、というのは序の口。

先輩と2人で訪問することもありますが、ごちゃついたテーブルに案内されたものの椅子が一つしかなく、先輩と代わる代わるに座りながらそれぞれ持参した書類の手続を行ったこともありました。

 

先日、男性の先輩に「ゴミ屋敷でタトゥーのある彼氏と同棲してる人で、夜に出歩いてるせいか訪問しても寝起きなことが多くて、ドタキャンされる可能性もあるんだけど、mana357が出来る手続があるから一緒に来る?」と誘っていただきました。

何そのハードな案件!!!

ですが、私にも数値目標があり、怖いもの見たさと目標達成のため、また男性の先輩が一緒なら大丈夫かな~と思って訪問することにしました。

で、数日前に訪問してきました。

外見はけっこう立派でゴミ屋敷とは思えない一軒家ですが、いちばん最初に目に入ったのは「砂丘でも走ったの?」と思うほど砂埃をかぶった車。

結局この日はインターホンを押しても出ずドタキャン。約束していたのに。

雨が降る中、少し家の前で待っていましたが、室内から物音が明らかにしていたので、なんだか怖かったよう。

現地で先輩とは別れたのですが、帰路につく途中で先輩の携帯に「すみません、寝てました。明日なら絶対に起きています!」と電話がかかってきたそうで翌日、再訪問。

半袖にショートパンツ、すっぴんの明らかなパジャマ姿で出てきたのは私と同年代の女性。寝起きだそうで声が出てなく、眠そうでした。夜のお仕事だそうです。

家に入ってすぐバスルームや洗面所が目に入りましたが、ビニールに包まれた布団のようなものが置いてあり、絶対風呂入れないよね?という雰囲気。

あと家の臭いがすごい。仏壇の線香の香りとカビ臭さ?のようなムッとした臭い。床もザラザラしているし。

リビングに通されましたが、明かりがなく暗くてベッドがどーんと置いてあって、なんか服とか雑多なものが散らかっている。。。食器も山積みだし。

気遣ってお茶を出してくれようとしましたが、「すぐに手続も終わりますので」と丁重にお断りしてしまいました。

ちなみにドタキャンされたときに聞いた物音は彼氏だったそうです。インターホンが鳴って彼女を起こしていたけど間に合わなかったとか。

手続は無事終了。

高齢者の家は、やはり掃除など行き届かないのも仕方ないのかな~と思う所もありますが、私と同年代だからびっくりしました。

 いろんな人がいるもんだなぁと実感しました。